おおむらさきの日記

読書と映画、生活いろいろ日記

【韓国名作ドラマ】砂時計(モレシゲ)全24話を観終わった (ただひたすらペクジェヒの話)

先日、砂時計(モレシゲ)全24話観終わりました。

 

 



光州事件も描く、韓国の現代史をベースにしたドラマ。骨太なテーマを扱っているが、恋愛要素、メロドラマ要素もあってめちゃくちゃ面白かった。

なんといっても主人公の女の子を守るボディガード役!!イジョンジェ演じるペク・ジェヒにどはまり。彼が出てこなかったらこのドラマをもしかしたら途中離脱していたかも知れない。韓国ドラマの長さにまだ慣れていないのでね。
3話から彼が登場して以降、圧倒的に面白くなった。

ドラマ視聴がやめられないとまらない。「彼、次いつ出てくるんだ?」「彼が出てくる場面はよプリーズ!」という感じで。
どうやら新人だったから、台詞を少なくされたようなのだが、返ってそれがイジョンジェの持つ天然性のカリスマオーラや色気を引き立てていたと思う。寡黙に見守りひたすら一途にお嬢様を守るジェヒにもう胸キュンどころの騒ぎではない。本来は主人公の女の子とその友人たちである男ふたりの三角関係や、その三人の成長と挫折がテーマの物語なのだが、もうわたしはそのトライアングルよりペクジェヒなのである。
冷静そうな人の「冷静」の源泉が「情熱」だと知るときってノックアウトされるよね。

イジョンジェ演じるペクジェヒはお嬢様を守るため全てを賭けているわけです。普段はマンガに出てきそうな冷静なボディガードなのに実はお嬢様に対してめちゃくちゃパッションがあるという。

いつしかペクジェヒにドはまり。若かりし当時のイジョンジェの画像を検索・保存しまくる自分がいた。
正直、当時のイジョンジェは昔の髪型のせいなのか画質の悪さのせいなのか「すんごくイケメン」の類いには入らないような容貌だと思う、目もぱっちりしていないし重い一重まぶただし。

そう考えると主役であるパク・テスの俳優さんの容貌はザ・スター俳優という感じ。だけど、イジョンジェは魔境である。演じれば演じるほど彼の魅力が放出されていく感じの容貌。ぱっちりしてれば良いってもんじゃないんだよな!と、重い一重まぶたの私も勝手に胸熱、一人うなずく。(?)f:id:ohmurasaki_miyabi:20220921031252j:image


イジョンジェはネトフリのイカゲームで世界的にも有名俳優に。でも私はイカゲームを見るのが怖くてずっと視聴を先延ばしにするでしょうね。だってペクジェヒ役だったイジョンジェをずっと目に焼き付けておきたいから・・・。


脇役のペクジェヒにこんなにも惹かれる自分、おかしいのかな?って思ったけど放送当時の韓国においてもペクジェヒは大人気だったらしい。やっぱりそうだよね!と我が意を得たりな高揚。つまりかっこいい男性に庇護されたいという欲求である。危険な目に合ったときに身を挺して守られたい。一途に大切にされたい。ストーカー的な粘着性はそこには一切なく、むしろ透明で清らかな愛。ん?もしかしてこれって「父性」ってやつ・・・??ちがうか、?これこそが愛??混乱。

そういえば(話はまた脱線するけど)、昔々、キリタニ監督の『GOEMON』を映画館で観たことがあるのだが、茶々を一途に守るゴエモンに小学生だった私は超心惹かれたのだった。

 

 


福田麻由子が茶々の少女期を演じていて、それをお守りする少年ゴエモンの男の子がまあかっこよくて。いまはその男の子の名前を失念してしまったが、小学生女子の私は当時その男の子の名前をめっちゃ検索していた覚えがある。


で、10何年たって、ついに砂時計関連の韓国語のサイトを翻訳しながら、永久に不足しているペクジェヒ要素を情報で埋めようとしている自分・・・。やってること全然変わってないやないか。(ああこうやって韓国語学習者が、韓ドラファンが連綿と生まれていくわけですね・・・。)
ペクジェヒは話の本筋ではなく傍流なのに、気づけばその傍流をひた走っている自分・・・。うっわこれが韓ドラのやり方か!本筋だけじゃなく傍流も楽しませてしまうなんて!(?)

傍流も誰かの本筋にさせてしまうなんて!(?)

そしてもちろん本筋もおもしろいだなんて!
ああ、マジでペクジェヒみたいな、初対面から不思議とどんどんイケメン度が増して見えるようなイケメンと出会いたいですね。

https://japanese.korea.net/NewsFocus/HonoraryReporters/view?articleId=204761&pageIndex=1

 

イカゲームは当分観ません(ペクジェヒを心に留めておきたいので)(観れません)