おおむらさきの日記

読書と映画、生活いろいろ日記

2022-01-01から1年間の記事一覧

【読書】「ベトナムの風に吹かれて」(小松みゆき著) 【めちゃくちゃいい】

『ベトナムの風に吹かれて』読んだよ日記です。 映画の原作。 映画はまだ観ていないのですが、 このエッセイ、めちゃくちゃ良いです。 ベトナムの風に吹かれて (角川文庫) 作者:小松みゆき KADOKAWA Amazon 2001年12月、日本語教師の筆者は、新潟で暮らす81…

【読書】毒親の棄て方 (2015)娘のための自信回復マニュアル

『毒親の棄て方』(作者:スーザン・フォワード) 読んだよ日記です。 毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル 作者:スーザン フォワード 新潮社 Amazon 長い時間かかって読了。 訳も良くわかりやすかったです。ただ、この手の本は読み進めるのに時間が…

【読書】日本の血脈(2013)あの報道の前に読んでたよ日記

日本の血脈(2013) 石井妙子著 『女帝 小池百合子』を執筆したことで有名な石井妙子さんの本、『日本の血脈』が面白かった!ので、読んだよ日記です。(追記もあります) 日本の血脈 (文春文庫) 作者:石井 妙子 文藝春秋 Amazon 文春文庫から2013年に発行され…

【映画】建築学概論(2012)

韓国映画『建築学概論』観たよ日記です。 2012年の映画(日本での公開は2013年)。 建築学概論(字幕版) オム・テウン Amazon あらすじはこんな感じ。 建築学科に通う大学生スンミンは建築学概論の授業で音楽科の学生ソヨンと出会う。授業の課題を一緒にこな…

【映画】東京オアシス(2011) 何も起こらないけど不思議と記憶に残る

『東京オアシス』(2011)観たよ日記です。 東京オアシス [DVD] 小林聡美 Amazon 何も起こらない映画。眠くなるし実際寝た。レンタルだったので、気を取り直してもう一回観たけれども。だが、寝たからと言ってつまらない映画というわけではないと思います。 …

【韓国名作ドラマ】砂時計(モレシゲ)全24話を観終わった (ただひたすらペクジェヒの話)

先日、砂時計(モレシゲ)全24話観終わりました。 砂時計 [レンタル落ち] (全8巻) [マーケットプレイスDVDセット商品] チェ・ミンス Amazon 光州事件も描く、韓国の現代史をベースにしたドラマ。骨太なテーマを扱っているが、恋愛要素、メロドラマ要素もあっ…

【読書】『呪いの言葉の解きかた』/上西充子

『呪いの言葉の解きかた』上西充子 晶文社 2019年5月25日刊行 呪いの言葉の解きかた 作者:充子, 上西 晶文社 Amazon 今さらですが読みました。 著者の上西充子先生は「ご飯論法」という論法のネーミングのきっかけとなった人。これは2018年の新語大賞トップ…

【読書】『文化系女子という生き方』湯山玲子 

文化系女子という生き方 作者:湯山玲子 大和書房 Amazon 古本屋にて、「文化系女子という生き方」というタイトルの本を発見。湯山玲子さん著。2014年発行です。 読了して感じたのは、うーん、決して「文化系女子」の味方になってくれるわけでも肯定してくれ…

20代が『家族という病 下重暁子』を読んだ感想

幻冬舎新書『家族という病 下重暁子』を読んだ。(思えば幻冬舎というフラグ……) タイトルは秀逸だが筆者の「お気持ち表明」本だった まず「家族という病」というタイトルは秀逸。人を惹きつけ、手に取らせる力がある。「写真入り年賀状は幸せの押し売り」と…

【読書】【読んだけど…幻冬舎よ】ハート型の雲

ハート型の雲 作者:高橋 三千綱 幻冬舎 Amazon 読了したけど「?」だった本を書いてみようと思う。「ハート型の雲」です。 芥川賞受賞作家・高橋三千綱さんの本は初めて。家族の本棚にあり、もらった本。年末整理のため読み始めた。というわけで帯以外何も事…

【読書】面白南極料理人

面白南極料理人 (新潮文庫) 作者:淳, 西村 新潮社 Amazon 堺雅人主演の映画(2009)を観てこちらも読んでみた。読んでみてまず思ったのは、映画の方は万人受けするようなつくりだな(良い意味で)というのと、これを原作に上手いこと起承転結の物語をつくった…